PROJECT : MUDA Chair
機能性を削いだ、無駄を楽しむ提案
- Concept & Design
- For Thalassic Capital
- Concept Making / Product Design / 3DCG
海外からの訪日客をメインに賃貸物件を多く取り扱う不動産ファームより、。
経済コスト、アイコニックである点、物件は比較的安価なものから中価格までが多いため、空間の意匠は担保できず、Zチェアを含むキャビネットやダストボックスといった日用家具での視覚構成が必要となった。
彼らが保有する物件の平均築年数が18年だったことから、ヴィンテージの側面も必要であり、
こういったスペックの物件では、機能的であることが望ましいことが多いと思う。ただパフォーマンスを追求した息のつけない衣装が、空間を圧迫するのではないかという前提を問題提起した。そこで本プロジェクトでは、あえて機能性や機能美といった要素を削ぎ落とし、無駄(余白)を楽しむことを感じられる提案をその空間で行いたいと考えた。